さまざまな土地活用のメリット・デメリット比較

入居者の決まりやすさを選べば、マンションや商業ビルだが…

さて、医療モールにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここで、他の土地活用法と比較しながら、確認していきましょう。

図を見てみると、マンション、商業ビル・オフィスビルともに条件によって入居者が決まりやすいことが、メリットとなります。しかし、入居者の出入りや景気変動による入居状況、家賃変動など、外的要因がデメリットになっており、戦略・計画的な運用が欠かせません。一方、医療モールのメリットを見てみると、「長期間の安定」、「長期的な利回り」、そして「地域貢献度・信頼性」。どれも、長期運用を実現する特長です。めまぐるしく変動する現代の土地活用において、医療モールは有益な方法だといえます。

「医療」であることの強み

この他にも医療モールには、オーナー様に有益なメリットがあります。そのなかでも、医療を特化にしていることは大きいといえるでしょう。入居者・テナントの移り変わりが大きいマンションや商業ビルなどは、時代のニーズなどをつぶさに把握しなければならず、かつ他の建物との差別化がとても困難です。しかし、医療は時代に揺るがないレガシーな分野ですから、自ずと差別化につながります。また昨今、国の政策としても医療は成長分野であり、金融機関からしても医療を特色にした事業については融資しやすい傾向にもあります。

入居者・テナントを限定することも、メリットに

また、医療施設にテナントを統一することで生まれるメリットもあります。テナントの業種の限定や統一は、運用がスムーズな商業ビルでは容易いことですが、そうでなければ希望のテナントばかりに目を向けては入られません。いつの間にか、雑居ビルになってしまった…、というケースも存在します。また、例えば金融業や風俗店などがテナントの場合、ビルのテーマが絞られてしまうことも。

一方、医療モールの場合、最初から入居は医療施設ですから、テナントによる影響はほぼないといえます。また、高層階を賃貸マンションなどにする場合も、地域貢献性の高いビルであると同時に、入居者にとっても安心して居住ができる環境のため、質の高い入居者層を確保できる担保ともなります。

つまり、医療モールは、長期間の安定を望めるのはもちろん、初めての土地活用にも安心して活用できる方法といえるのです。